EDUCATION OKINAWASTORY
沖縄教育旅行の魅力
平和
沖縄の平和について
学ぼう
沖縄戦で多くの尊い命を失った沖縄。
本島南部には、戦争当時使われた陣地壕や、住民が避難したガマ、
慰霊の塔などの戦跡が多く残り、
県内外の児童生徒たちの平和学習などに活用されています。
学ぶことのできる
SDGs持続可能な
開発目標
- 体験談を聞き、戦跡を見学して平和を尊重する心を養おう。
沖縄平和学習の意義と重要性
沖縄本島南部は沖縄戦末期に、日本軍の司令部が移動してきたことから住民を巻き込んだ戦場となりました。糸満市の摩文仁の岸壁は、追いつめられた人々が自決をしたことから、米軍にスーサイドクリフ(自殺の断崖)と呼ばれていました。ここには犠牲となった人たちの慰霊の塔が建っています。戦後摩文仁の丘は「沖縄県平和祈念公園」として一帯の戦跡とともに沖縄戦跡国定公園となりました。人間の尊厳を第一に戦争につながる一切を否定し、平和を求め文化を愛する心が息づいた場所になっています。
沖縄にとって特別な日
6月23日は、1945年の沖縄戦のさなかに牛島司令官の自決により司令部が壊滅し、日本軍の組織的戦闘が終わったとされる日です。この日を沖縄では「慰霊の日」と定め、多くの尊い命を失った歴史事実に鑑み、こうした惨禍が再び起こることのないよう、全戦没者の冥福と世界の恒久平和を祈念する日としています。
毎年、慰霊の日には、平和祈念公園で世界の恒久平和を願う沖縄全戦没者追悼式が開かれ、身内を亡くした沖縄戦犠牲者の遺族やその子孫が慰霊に訪れます。式典中の正午には、戦没者の冥福と恒久平和を願い、黙祷が捧げられます。平和の礎の中心を通るメイン園路は、慰霊の日の日の出の方角に向けて延びており、園路の両サイドに刻銘碑が立ち並んでいます。
沖縄県平和祈念公園ってどんなところ?
沖縄戦終焉の地となった糸満市摩文仁にある公園。約40ヘクタールの広大な敷地内には、国立沖縄戦没者墓苑や各都道府県の慰霊塔・碑があり、戦没者への慰霊を捧げるとともに、平和の尊さを体感する場所となっています。
沖縄県平和祈念資料館(おきなわけんへいわきねんしりょうかん)
住民による数々の証言を中心に、映像、写真、実物資料などを展示しています。沖縄戦だけでなく、当時の社会背景や歴史もあわせて体系的に学べ、子どもが楽しみながら学べる施設もあります。
平和の礎(へいわのいしじ)
沖縄戦終結50周年を記念して建設されました。軍人や民間人、そして、国籍の区別なく、沖縄戦で亡くなられたおよそ24万人すべての人々の氏名が刻まれています。
沖縄平和祈念堂(おきなわへいわきねんどう)
平和への祈りと戦没者追悼の象徴として建てられた白亜の堂。山田真山画伯が18年余の歳月をかけて原型を制作した沖縄平和祈念像が安置されているほか、日本洋画壇の巨匠たちから贈られた作品を展示する美術館も併設しています。
全学徒隊の碑(ぜんとがくとたいのひ)
沖縄戦では、全21の師範学校・中等学校の生徒たちが戦場に動員され、激しい戦火の中で多くの生徒が犠牲になりました。このことを広く後世に伝え、世界の恒久を願うため「全学徒隊の碑」が建立されました。
沖縄の平和が学べる体験学習プログラム
- 八重山諸島
- 平和学習
- 歴史・文化学習
- 国際理解
- SDGs
- 探究学習
- 分散化支援対象
【西表島】集落遺跡が物語る歴史と人々の暮らし(支援対象No.102)
- 広域
- 平和学習
【広域】沖縄の大学生と共に考える米軍基地学習
- 広域
- 平和学習
- 歴史・文化学習
- 国際理解
- SDGs
- 探究学習
- 分散化支援対象
【広域】まちなか留学(日帰り・ホームステイ)(支援対象No.005)
- 本島中部
- 平和学習
- 自然体験・環境学習
- 歴史・文化学習
- SDGs
- 探究学習
- 分散化支援対象
【嘉手納町】比謝川マングローブカヤックツアー(支援対象No.093)
- 本島中部
- 平和学習
- 歴史・文化学習
- 国際理解
- SDGs
- 探究学習
- 分散化支援対象
平和学習ガイドin道の駅かでな(支援対象No.041)
- 広域
- 平和学習
- 自然体験・環境学習
- 歴史・文化学習
- 産業・キャリア学習
- 国際理解
【広域】探究学習 〜探究計画書の作成から検証まで〜
- 広域
- 平和学習
- 歴史・文化学習
- SDGs
【広域】今「自分ごと」として考える沖縄の平和学習プログラム
- 広域
- 平和学習
- 自然体験・環境学習
- 歴史・文化学習
- SDGs